久しぶりに記事を書きます。
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今回は自動車教習所で実施されている、
修了検定と卒業検定について少しコメントします。
自動車教習所で修了検定と卒業検定が有ります。
修了検定とは教習のコース内で仮免許証(路上教習の為に必要)を取得する為の試験です。
卒業検定とは主に路上で試験が行われますが、一部の車種では路上で検定は行われません。
又、限定解除などの審査では教習所内で試験が有ります。
車種別にまとめてみます。
卒業検定と修了検定の要領
希望免許 | 修了検定 | 卒業検定 |
普通・中型・大型四輪免許 | 受験あり | 受験あり |
普通二輪・大型二輪免許 | 受験なし | 受験あり |
二種免許 | 受験なし | 受験あり |
簡単に解説するとこの様になりますが所持免許で違いがありますので要確認です。
検定試験は合格点の基準が有りますのでよく調べましょう。
採点方法は、以下のような減点方式となっている。
修了検定
1.最初は100点満点で減点方式
2.決められたいくつかの課題からなるコ検定ースを実際に走行することで試験する。
3.試験中に減点対象となる問題があれば、その都度減点していく(ただし、特別減点細目や危険行為も有り)
4.試験終了時に点数が70点(大型自動車・中型自動車は60点)以上残っていれば合格となる。
どの細目が何点の減点対象になるか予め定められており、細目は全ての検定員で統一。
(細目とは指示器が間違えている事や安全確認が不足など、運転車の運転行動を減点する為に設けられた内容です)
試験中に検定コースを間違えた場合、それ自体は問題ないが、正規のコースに戻るまでも採点対象となる。
また、受験生自身がそのことを気にすることがミスの誘因となることがある。
公正を期すため、試験中には検定員以外の者が同乗する規定がある。
他の受験者を同乗させる。
今受験している人の次が同乗している人の受験の番であれば、コースを覚えることが可能となる。
運転免許試験場で行われる技能試験も、ほぼ同じ方法で採点される。
修了検定で検定される課題は坂道発進、クランク、S字、踏切などがある。
検定コースは教習所で異なるが、上記の課題を織り交ぜた数パターンが予め用意され、どのコースを走るかは検定説明により発表される。
オートマチック限定の限定解除の所内審査もほぼ同じコースを走る。
ただし、こちらは卒業検定で行われる縦列駐車と方向変換も検定コースに含んでいる。
得点および採点 採点方法は修了検定とほぼ同じ。
卒業検定
最初に個々の持ち点として100点ある。
そこから減点方式で採点し、検定終了時に70点(第二種免許は80点)以上あれば合格となる。
検定課題と採点基準は、道路交通法施行規則に基づく警察庁の通達が基準となっている。
大型自動車・中型自動車・普通自動車の場合、最後の縦列駐車または方向変換が(第二種免許は更に鋭角も含まれる)所内で行われる他は、全て路上(公道)で実施される。
自動二輪車、牽引(けん引)自動車、大型特殊自動車の場合は仮免許が存在しないため、技能教習・卒業検定はすべて所内で実施される。
自動二輪車の場合、検定員が高所から採点する方法と車の助手席に同乗したり受験生とは別のバイクを運転して後方から追尾する方法などが行われている。
また自動二輪車の場合は法規走行と課題走行があり教習所によっては、まとめて行う場合と法規走行で減点超過をしていない者に課題走行をする二部構成と方法が異なる。